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■ 書店用語基礎知識 ■ | ||||||||||||||
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【廃刊】 (はいかん) |
雑誌の刊行を廃止すること。 |
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【パターン配本】 (ぱたーんはいほん) |
書籍の新刊などを書店に配本する方法で、書店の販売力や特性、商品別の要望を基準にあらかじめ配本ランクを決定し、コンピュータ処理で配本数を決定するシステム。 |
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【バーゲンブック】 (ばーげんぶっく) |
1980年の再販制度一部改正により部分再販、時限再販が適用されて、出版社が自社出版物を非再販本にすることが可能になった。 また従来商品との区別として“定価”表示を抹消するか“B”の印を押す事と取次ぎに対象銘柄を通知することが定められた。 こういった商品を“バーゲンブック”、B本(びーぼん)という。 当初は読者の目に触れることが少なかったが、最近は、再販制度への柔軟な取り組みのひとつしてイベント組みをするところが増えてきた。 |
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【バーコード】 (ばーこーど) |
一般に“バーコード”と呼ばれているものは“JANコード(JANバー)”のことで、これは1978年にJISとして制定された自動読み取りのための印のこと。 出版業界で使用しているものは“共通雑誌コード”や“日本図書コード”をJANコード表示したもので、全出版物のおよそ80%に表示されている。(数字は眉唾気味) しかし、扱い点数が非常に多く、代替のきかない出版物の流通の迅速化・合理化・正確化のために100%が切望されている。 |
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【バックナンバー】 (ばっくなんばー) |
雑誌の最新号より以前の号数の雑誌を指す。 取り寄せは可能だが美品等は入手が難しく、1年以上前のものだと入手自体が難しい。 |
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【バックヤード】 (ばっくやーど) |
一般に、売り場以外の仕事場などをいう。 書店については、書庫、解荷・検品の場、準備室などのほか、休憩室、事務室などを含めていう場合もある。 |
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【版/刷り】 (はん/すり) |
同じ原版から刷り出される1回分を“刷り”といい、原版に訂正が加えられて刷り出される1回分を版というのが基本。最近は不明瞭。 |
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【版型】 (はんがた) |
紙のJIS規格を基準に、さまざまに分けられた本の大きさを指す。 |
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【番線印】 (ばんせんいん) |
取次(出版販売会社)が、書店をブロックに分け、配本などの管理をする、そのブロックをさす。 |
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【ハンディターミナル】 (はんでぃたーみなる) |
商品のコードを読み取ることで、注文と返品をすばやく、簡単にできるシステム。 POSレジやPCと連動させることで、前述業務以外に棚卸し業務などに汎用できる。 |
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【版元】 (はんもと) |
出版社のこと。 本来は、最も書店に感謝するべき立場なのに、一番偉そうにしているところ(爆) もちろん、例外もある。 |
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【ビジネス書】 (びじねすしょ) |
主にビジネスマンを対象にした書籍で、組織論や仕事の進め方、能力開発などについて書かれたものが多い。 |
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【必備】 (ひつび) |
出版社、販売店による管理方法名のひとつ。 自社および自店において、必ず売れるような商品の管理をする際に管理タグ(スリップ)に明記する。 様々な管理方法が確立されていく現在、その姿を見かけることは少なくなっている。 |
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【一ツ橋商法】 (ひとつばししょうほう) |
東京都千代田区一ツ橋にある出版社、主に集英社・小学館・白泉社の販売方法を侮蔑した表現。 販売間もないコミックス等の人気商品を重版もしていないのに、広告(“緊急大重版出来!”・”注文は書店で!”)で煽り、購買欲を刺激する方法。 最近では、インターネットの普及と業界全体の改善から形骸化しているものの、その名残は講談社(文京区音羽)に見られる。 |
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【表1〜表4】 (ひょういち〜ひょうよん) |
雑誌の表紙の表側を表1、裏側を表2、裏表紙の内側を表3、外側を表4という。 ちなみに雑誌コードは表4に載っている。 |
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【平台】 (ひらだい) |
平積みのための陳列台。 |
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【平積み陳列】 (ひらづみちんれつ) |
平台の上に、商品の表紙を上にして積み上げる陳列方法。 お客様にアピールしたい商品や、多量販売をめざす商品の陳列に適している。 |
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【平とじ製本】 (ひらとじせいほん) |
中身の背に近いところを「針金とじ機械」でとじ、その上を表紙でくるんでノリで貼りつける製本方法。 針金の部分は表紙にくるまれて見えず、背は直角になっている。 一部の雑誌と書籍がこのタイプ。 |
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【フィクション】 (ふぃくしょん) |
想像力によって創作された著作物。小説、戯曲などの文学作品をいう。 |
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【フェア】 (ふぇあ) |
店舗で行うイベントのひとつ。大きく分けて下記の2つの意味がある。
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【複合化】 (ふくごうか) |
書店で出版物以外の商品・サービスも取り扱うこと。 複合化を行っている店を複合店という」。現状では文具の取り扱いや、ビデオ・DVD・CDレンタルとの複合店が多い。 メリットとして・・・、 1)利益の多い商品を扱うことで店舗全体の売上総利益が増加。 2)店舗の利用客層の拡大。 3)客単価を上げる効果がある。 ここでは書店を例としたが、他専門店が専門外商品を扱う場合も同様。 |
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【普通委託】 (ふつういたく) |
書籍や雑誌の新刊の委託で、一定期間内で販売し、その期間内であれば返品できる商品。 期間は週刊誌が45日、月刊・月2回刊・隔週刊誌が60日、隔月刊誌は90日、季刊誌は120日、新刊書籍が4ヶ月となっている。 |
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【ブックプラザAZ】 (ぶっくぷらざあず) |
“オサダ文昭堂”の店舗呼称(屋号)のひとつ。 通常はAZ(アズ)と呼称されることが多い。 “ミミズク”(フクロウではありません)をイメージキャラクターとして、本全般からレンタル・セルCD等A〜Zまで多種多様に扱うことから命名された。 |
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【部分再販】 (ぶぶんさいはん) |
1980年、公正取引委員会により再販制度が一部改訂された。 その際に、出版社が自社出版物から“定価”という表示を抹消することによって、その銘柄を非再販本にすることが出来るようになった。 このように出版物が全て再販商品でなければならないのではなく、出版社の意思で自社の出版物を再販、または非再販に出来ることから、これを「部分再販」という。 |
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【付録】 (ふろく) |
主に雑誌などについている、冊子またはその他の「おまけ」。 幼年誌の付録を筆頭に、婦人誌では化粧品のサンプルなどが付録についたりしているが、書店店頭または取次での作業を妨げないよう、形態・重量など守るべき「留意事項」が雑協によって定められている。 最近では、付録にCD−ROMがついている雑誌が増えており、1996年1月からはCD全般を付録としてつけてもよいことになった。 |
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【文芸書】 (ぶんげいしょ) |
小説、エッセイなどの文芸作品を掲載した書籍。 |
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【文庫】 (ぶんこ) |
ばらつきはあるが、一般的にA6判サイズで装丁などを一定にした継続的なシリーズを指す。 もうひとつの意味として、一定の資料を保管している場所やその資料の総称を指す場合もある。 例:金沢文庫(神奈川県)、大宅壮一文庫(世田谷区)など。 |
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【ペーパーバックス】 (ぺーぱーばっくす) |
主に文庫、新書など。一般的には、紙表紙の普及版やポケットサイズの廉価版を指す。 よく目にする洋書などを想像するといいだろう。 |
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【ベストセラー】 (べすとせらー) |
週、月および1年くらいを単位にして、その間最も売れた書籍を言う。また、特に上位の売れ行きを示している何冊かについて言う場合もある。 |
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【別冊】 (べっさつ) |
連載されていた記事をまとめたり、通常号とは違うテーマを特集して臨時に発売する雑誌。 定期的に刊行される別冊もあるため、基本的に増刊とは別物だが明確な基準はない。 |
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【返送品】 (へんそうひん) |
買切品、汚損本、委託期限切れの商品を返品した場合、入帳されずに書店に戻されてくる。そういった商品を返送品、逆送品という。 注文品の送品荷物の中に一緒に入ってくるので、解荷した瞬間、ガックリすることがある。 |
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【返品率】 (へんぴんりつ) |
送品に占める返品の割合を返品率という。 出版業界においては常に返品率の低減が課題としてある。 書店に多数多量の本が並ぶのは委託制度という返品ができるシステムがあることが大きく関与している。もし、全ての商品が買い切りであれば、確実に売れるであろうと思われる商品や数量しか書店は仕入れる事ができなくなるからだ。 しかし、返品は明らかに「無駄」と言わざるを得ない。 書店においては作業にかかる人手と時間など、取次(出版販売会社)では有効返品分との仕分けや出版社への返品作業が発生する。出版社においても在庫管理などの諸経費や不良在庫の裁断処分などが必要になる。 では、この「必要悪」ともいえる返品率を低減するにはどうすればよいのか。 残念ながら、現時点では特効薬というものは存在しない。出版社、取次(出版販売会社)、書店の業界三者によるたゆまない努力で改善していくしかないのだ。 |
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【POS】 (ぽす) |
POSレジのPOSとは、Point
Of Salesの略で、販売時点管理を意味する。 POSレジは販売時に雑誌・書籍のコードを読み取るだけで、商品名(ジャンル)と販売価格が画面に表示されるのはもちろん、販売時間・出版社・冊数などの情報もとらえることができる。 この情報が書店運営時の仕入や発注に活かされる。 |
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【POP】 (ぽっぷ) |
Point Of
Purchaseの略。小売店の店内に直接取り付け、販売員に代わってお客様の知りたい情報・サービスを伝える広告。 簡潔でかつ視覚に訴える書き方が有効。 |
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