書店用語の基礎知識　-カ行-

【解荷・検品】（かいか・けんぴん）	届いた荷物を開封し、商品の内容（銘柄・冊数）と伝票に記載された内容が合っているかどうかチェックする作業をいう。着いた荷物は、すぐに解荷・検品を行うのが鉄則。

【買切品】（かいきりひん）	返品しないことを条件に仕入れる商品のことで、委託品と違って返品できない。延勘の商品や出版社が指定したものや、予約・客注などの注文品も原則として買切扱いになる。ちなみに買切品しか出版していない出版社もある。

【改訂版】（かいていばん）	従来の作品を部分的に内容を改めたり訂正して発行した商品。

【開発品】（かいはつひん）	書籍・雑誌以外の商品で、主に語学カセットやビデオ、CD-ROM、キャラクター商品、カレンダー、トレーディングカードなどを指す。基本的には書籍と同じ扱いだが、買切の商品が多いのでどの書店でも必ずある（入荷する）という訳ではない。

【隔月刊誌】（かくげっかんし）	２ヶ月に１度発行する雑誌。例えば１月・３月・５月・・・に発行するなど。

【拡材】（かくざい）	商品の拡売をするときに使う宣伝物（ポスターなど）や、販促のための読者へのサービス品をいう。主に出版社が作成する。

【学参】（がくさん）	学習参考書の略。

【隔週刊誌】（かくしゅうかんし）	２週間に１度発行する雑誌。

【課題図書】（かだいとしょ）	夏休みに向け、「青少年読書感想文全国コンクール」の課題として、対象学年ごとに選出される書籍。課題図書にはシールが貼られている。夏休みの宿題として利用されることも多いので、人気の高い作品は早めの購入がオススメ。

【カバー】（かばー）	書籍全般の装丁を汚損等から保護するためのもの。書店オリジナルから市販品までデザインの多種多様性に加え、素材も紙・ビニール・布・木など多岐にわたっている。近年では、複数種のカバーから好みのデザインを選べるというサービスを行う書店も出てきた。

【巻数/回数】（かんすう/かいすう）	巻数はその全集の系列的な番号をいい、回数は発売の順番をいう。一般に大きな企画ものなどは、巻数に関係なく最も売れると思われるものから発売されるので、回数と巻数が一致しない場合が多い。

【巻数もの】（かんすうもの）	上中下巻、1～10巻など複数の巻からなる出版物。

【既刊】（きかん）	すでに発行されている出版物。

【季刊誌】（きかんし）	通常、春夏秋冬の年４回発行される雑誌。四季刊（しきかん）、クォータリーともいう。

【客注品】（きゃくちゅうひん）	お客様のご希望により注文を受けた商品。入手のために努力するのはもちろん、傷めたり、間違って店頭に出さないように書店員が細心の注意をはらう商品。

【休刊】（きゅうかん）	発行を一時休むこと。・・・でも、事実上の廃刊（笑）

【業界三者】（ぎょうかいさんしゃ）	出版社・取次（出版販売会社）・書店を指す。

【競合店】（きょうごうてん）	自店の近くにあって、自店と同じような商品を扱っているライバル店。お客様に「あっちの店では～」などと比較されることもあるが、他店の方法などの勉強にもなる存在。ただし、無いほうが好ましい。

【計画誌】（けいかくし）	全国一斉発売をめざして、出荷日、販売日をあらかじめ取次（出版販売会社）と出版社で協議し、決定にしたがって計画的に搬入、輸送される雑誌。「週刊ジャンプ」が全国一律月曜日発売なのも計画誌だから。

【月刊誌】（げっかんし）	毎月１回、定期的に発行される雑誌。

【欠本調査】（けっぽんちょうさ）	出版社発行の調査リストや、日販のPOSシステムによるロングセラー銘柄リスト、NEO FILEなどにしたがって、店頭在庫銘柄をチェックすること。売れ筋商品などの品切れによる販売機会損失を防ぐことが目的で、在庫のない商品については発注を行う。書店員の主となる仕事のひとつ。

【原書】（げんしょ）	翻訳書に対して、そのもとになっている本を指す。

【限定品】（げんていひん）	プレミアム的価値を付加した商品のこと。多くの場合、定価が高額になる傾向がある。専用注文書が必要な場合も多いが、注文受付締切までに注文すれば基本的に入手は可能。ただ、最近では投資目的の購入者も増えて、締切までに予約数が満数になる場合もあり、この場合は入手が困難になる。・初回限定：初版の商品に限り、特典が付加。付加価値はないが、同商品（廉価版含む）が再販する可能性はある。・予約限定：予約購入者のみに特典が付加。初回限定と異なり、再販の可能性は低く買い逃すと入手は困難。（無論、例外はある）

【解荷・検品】（かいか・けんぴん）	届いた荷物を開封し、商品の内容（銘柄・冊数）と伝票に記載された内容が合っているかどうかチェックする作業をいう。着いた荷物は、すぐに解荷・検品を行うのが鉄則。

【買切品】（かいきりひん）	返品しないことを条件に仕入れる商品のことで、委託品と違って返品できない。延勘の商品や出版社が指定したものや、予約・客注などの注文品も原則として買切扱いになる。ちなみに買切品しか出版していない出版社もある。

【改訂版】（かいていばん）	従来の作品を部分的に内容を改めたり訂正して発行した商品。

【開発品】（かいはつひん）	書籍・雑誌以外の商品で、主に語学カセットやビデオ、CD-ROM、キャラクター商品、カレンダー、トレーディングカードなどを指す。基本的には書籍と同じ扱いだが、買切の商品が多いのでどの書店でも必ずある（入荷する）という訳ではない。

【隔月刊誌】（かくげっかんし）	２ヶ月に１度発行する雑誌。例えば１月・３月・５月・・・に発行するなど。

【拡材】（かくざい）	商品の拡売をするときに使う宣伝物（ポスターなど）や、販促のための読者へのサービス品をいう。主に出版社が作成する。

【学参】（がくさん）	学習参考書の略。

【隔週刊誌】（かくしゅうかんし）	２週間に１度発行する雑誌。

【課題図書】（かだいとしょ）	夏休みに向け、「青少年読書感想文全国コンクール」の課題として、対象学年ごとに選出される書籍。課題図書にはシールが貼られている。夏休みの宿題として利用されることも多いので、人気の高い作品は早めの購入がオススメ。

【カバー】（かばー）	書籍全般の装丁を汚損等から保護するためのもの。書店オリジナルから市販品までデザインの多種多様性に加え、素材も紙・ビニール・布・木など多岐にわたっている。近年では、複数種のカバーから好みのデザインを選べるというサービスを行う書店も出てきた。

【巻数/回数】（かんすう/かいすう）	巻数はその全集の系列的な番号をいい、回数は発売の順番をいう。一般に大きな企画ものなどは、巻数に関係なく最も売れると思われるものから発売されるので、回数と巻数が一致しない場合が多い。

【巻数もの】（かんすうもの）	上中下巻、1～10巻など複数の巻からなる出版物。

【既刊】（きかん）	すでに発行されている出版物。

【季刊誌】（きかんし）	通常、春夏秋冬の年４回発行される雑誌。四季刊（しきかん）、クォータリーともいう。

【客注品】（きゃくちゅうひん）	お客様のご希望により注文を受けた商品。入手のために努力するのはもちろん、傷めたり、間違って店頭に出さないように書店員が細心の注意をはらう商品。

【休刊】（きゅうかん）	発行を一時休むこと。・・・でも、事実上の廃刊（笑）

【業界三者】（ぎょうかいさんしゃ）	出版社・取次（出版販売会社）・書店を指す。

【競合店】（きょうごうてん）	自店の近くにあって、自店と同じような商品を扱っているライバル店。お客様に「あっちの店では～」などと比較されることもあるが、他店の方法などの勉強にもなる存在。ただし、無いほうが好ましい。

【計画誌】（けいかくし）	全国一斉発売をめざして、出荷日、販売日をあらかじめ取次（出版販売会社）と出版社で協議し、決定にしたがって計画的に搬入、輸送される雑誌。「週刊ジャンプ」が全国一律月曜日発売なのも計画誌だから。

【月刊誌】（げっかんし）	毎月１回、定期的に発行される雑誌。

【欠本調査】（けっぽんちょうさ）	出版社発行の調査リストや、日販のPOSシステムによるロングセラー銘柄リスト、NEO FILEなどにしたがって、店頭在庫銘柄をチェックすること。売れ筋商品などの品切れによる販売機会損失を防ぐことが目的で、在庫のない商品については発注を行う。書店員の主となる仕事のひとつ。

【原書】（げんしょ）	翻訳書に対して、そのもとになっている本を指す。

【限定品】（げんていひん）	プレミアム的価値を付加した商品のこと。多くの場合、定価が高額になる傾向がある。専用注文書が必要な場合も多いが、注文受付締切までに注文すれば基本的に入手は可能。ただ、最近では投資目的の購入者も増えて、締切までに予約数が満数になる場合もあり、この場合は入手が困難になる。・初回限定：初版の商品に限り、特典が付加。付加価値はないが、同商品（廉価版含む）が再販する可能性はある。・予約限定：予約購入者のみに特典が付加。初回限定と異なり、再販の可能性は低く買い逃すと入手は困難。（無論、例外はある）


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